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本学発ベンチャー企業が事業化した眼底血流画像化装置の代理店での販売を開始

更新日:2013.11.15

 本学発ベンチャー企業であるソフトケア有限会社(元本学情報工学研究院教授の藤居仁氏が発明した眼底血流画像化装置の事業化を目的として設立)が、眼科医療機器分野のリーディングカンパニーである株式会社ニデックと販売代理店契約を結びました。これにより、本格的に本装置販売に乗り出します。

この装置に使用されている「血流画像化技術」は、生体によるレーザー散乱光(スペックル)の画像解析をベースに構築され、世界に類を見ない新しい血流画像を動画で提供することができます。ソフトケア有限会社は今日まで皮膚用と眼科用の血流画像化システム(レーザースペックルフローグラフィー、以下LSFG)を製品化し、 国内の医療?研究機関で利用されつつあります。

また、昨年度はこれを医療機器として製品化するために不可欠な、品質マネジメントシステムの国際基準であるISO13485認証を取得しています。これまで日本発のオリジナルな医療機器が世界に普及する例は少なく、九州工業大学の研究?産学連携の成果として非常に期待されます。


藤居氏が発明した眼底血流画像化装置「LSFGーNAVI」


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