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遠賀川河口堰周辺のランドスケープデザインおよび魚道の開通

更新日:2012.06.19

 本学建設社会工学科環境デザイン研究室(伊東啓太郎研究室)は、平成20年度より、遠賀川河口堰魚道および周辺空間を対象に、「川と海をつなぎ、魚たちがのぼりやすく、生き物も人も集う魚道」をコンセプトに、多様な生物相が定着できる多自然型魚道を計画?設計してきました。
平成24年5月に、3年間の計画?設計を経て、約300mの魚道が開通しました。すでに数えきれない魚の遡上が確認されています。
本年度は、さらに魚の上りやすさ、地域の生態系を考慮した植栽や自然再生、人々の憩いの場について検討し、その後一般の方々への供用が開始されます。
供用後は生物多様性と親水性の向上により,住民の人たちの憩いの場や、環境学習の場として活用されることが期待されています。

〔発注者〕 国土交通省九州地方整備局 遠賀川河川事務所
〔基本計画?基本設計〕 国立大学法人九州工業大学 伊東啓太郎研究室+八千代エンジニアリング株式会社
〔実施設計1〕 株式会社建設技術研究所+国立大学法人九州工業大学 伊東啓太郎研究室
〔サイン計画〕 国立大学法人九州工業大学 伊東啓太郎研究室
〔追加設計〕 国立大学法人九州工業大学 伊東啓太郎研究室+建設環境研究所

■「河口堰魚道改良基本構想&遠賀川への提言」についての詳しい資料は こちら をご覧ください。 


【写真をクリックして拡大】


改修前の状況

改修デザインの模型(1/100, 九工大環境デザイン研究室)

改修デザインのスケッチ1(伊東啓太郎)


改修デザインのスケッチ2(伊東啓太郎)

施工中の状況(下流側)

人の利用のしやすさとデザイン性を考慮した階段のデザイン

改修後の魚道(上流側)

改修後の魚道(下流側)

芦屋東小学校?九工大?国交省によるワークショップの様子


学長室より
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